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2008年 06月 06日
◎6月7日0052追記:固いところで、通信社系のソースを2点紹介し、写真を1点引用します。
・時事ドットコム:2008/06/06-17:47 漫画原稿紛失で小学館提訴=作者が330万円請求-東京地裁 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008060600794 ・共同通信:カラー原画紛失で賠償請求 小学館に人気漫画家 http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060601000687.html ・紛失された原稿が掲載された書籍=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ http://www.47news.jp/PN/200806/PN2008060601000694.-.-.CI0002.jpg ……よりによって、連載第一回のカラー原稿に加えて、表紙&巻頭カラーの回のカラー原稿を紛失ですか……「紛失」も文字通りの意味なのか疑いたくなってしまいます。大手漫画古書店の存在が頭に浮かぶ方も多いと思われます。 ========== 雷句誠先生が、小学館に対して、紛失したカラー原稿5枚の損害賠償を請求するべく提訴なさった件は、ネット上だけでなくテレビ各社でも報道されました。 まず、雷句先生ご自身の文を読んでいただくのが一番いいと思います。そこで、先生のブログ 「雷句誠の今日このごろ。」 http://88552772.at.webry.info/ の記事へのリンクを貼っておきます。提訴にあたって裁判所に提出された雷句先生の陳述書、そして弁護士の方が書かれた訴状が掲載されています。少なくとも、陳述書は熟読する価値があります。 (株)小学館を提訴。 http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html カラー原稿を紛失、という大失態が直接的な原因ですが、編集さんの素行(そして会社の体質)もかなりの重要な部分を占めているように思います。 久米田先生が『かってに改蔵』の中で描いておられる編集さんのエピソードの数々も、ギャグで緩和された形にはなっているものの、今回の件と考え合わせると、実は相当ひどいことになっていたのではないかと思われる節がちらほら見受けられます。 自分の知る限り、原稿紛失という事態が起きた場合、連載が終了するだけでなく、深刻な事態に発展します。 例えば、講談社「なかよし」で、武内直子先生の「PQエンジェルズ」(あの「セーラームーン」シリーズの次の作品)が、わずか8話で連載終了。ご本人が集英社の「YOUNG YOU」に移籍して開始されたエッセイ漫画『武内直子姫の社会復帰ぱ~んち!』でその件に触れておられます。 また、真鍋譲治先生も同様の被害を受けておられます。 「ライ製作日記」1998 GAO10月号 ライ 第101話 http://www.katsudon.com/rai01.htm の最後の段落を引用します。 ========== 最後にまたまた、原稿紛失事件が発生している。5年前、数十枚無くして、関係者の処分と多額の賠償で決着したはずなのだが教訓は活かされず困ったモンだ。そもそも、先月の100回記念の企画で昔の原稿を使おうとして発覚したこの不祥事。とにかく、この会社の管理能力は限りなく低いということが判明。今後は全原稿を自分で管理することにした。場所も時間も取るいやな仕事だが、漫画家にとって命より大切な原稿を自らの手で守らねばならない。何とも情けない事である。 ========== 最後の太字の部分から、なんともやりきれなさを感じ取ってしまいます。 最近だと、PEACH-PIT先生の『ローゼンメイデン』も、掲載誌「コミックBIRZ」(幻冬舎)側の数々の不手際+原稿紛失で連載終了→移籍、となった話もありますね。 なお、提訴に至った場合、いずれも作者側の勝訴に終わっています。(今係争中のものも1件あるやに聞いています)。
by herolynQ
| 2008-06-06 22:59
| 雑文
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