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2008年 04月 27日
4月25日に発売された雑誌(ムック)「Pash! Special Edition Cool Voice」vol.2(定価税込み1575円、主婦の友社)の36~39頁に、糸色望役の神谷浩史さまのラヴリィなフォト6葉とともにインタビューが載っています。題して、 「むちゃブリな現場に絶望した!?」 インタビューの中で、神谷さまがアニメ絶望先生の魅力について、収録中のエピソードも交えて語っておられます。以下、かいつまんで内容を紹介したいと思います。 これまで各誌のインタビューで神谷さまが語ってこられたことの繰り返しになる部分は、なるべく省きます。小見出しは、当方でつけました。 インタビューはネガティブに始まりました。糸色望の魅力が正直よくわからない、とてもめんどくさい人だな~と思いながら読んでいた、そもそも糸色望を演じるのは僕では無理だと思っていた、望に関しては声のイメージが沸いてこなかった……(これまでインタビューで発言されたことの繰り返しです。)が、続けて: ========== 神谷 (略)だから、この役は誰が演じることになっても大変だろうと思っていたんです。ところが蓋を開けてみたら、僕がやることになっていて…。と言うのも実は僕、オーディションを受けていないんです。女性のキャラクターに関しては、非常に綿密にオーディションを行って決めたというお話を聞いていたので、そんな人たちの前で第1話の第一声、「死んだらどうする!」というセリフを言わなければならなかったことへのプレッシャーたるやすごくて。また原作ファンの方にしてみたら、当然糸色望にはどんな声がくるのか注目されていたと思うんです。その中に僕が糸色望をやるというイメージはなかったと思うんですよね。 --状況としては厳しいですね。 神谷 なので、望を演じるときはいつも必死でした。 --では、第一声の「死んだらどうする!」は無理矢理出した感じでしたか? 神谷 なかば無理矢理でしたね。自分の中にまだ彼に対するイメージが100%出来上がっていたわけではないので…。ただ不思議なもので、画面の中のキャラクターが動いた瞬間に、そのキャラクターに合わせた音が瞬間的にわき起こってきたんです。絵に引っ張られた感じですね。なので第一話の第一声は、本当に新房監督のおかげなんです。(略:監督と亀山音響監督の名を挙げられた後)そんなお2人が僕を選んでくれたのだから、無い引き出しを開けろとは言わないだろう。僕のやれる範囲のことを全力でやればいいんだと思えたんですよ。 ========== 百戦錬磨の猛者の前で演じるプレッシャーを赤裸々に語っておられます。また、「引き出し」については、千里ちゃん役の井上麻里奈さまも語っておられたのを思い出しました。 この後、思い出に残っている話としては『絶望少女撰集』を挙げ、2期の入門編として推薦しておられます。 インタビューは、ここから各話の特徴的なエピソードについて話を伺うというスタイルに。 ◎『俗』第2話Aパート「まだ明け初めし前髪の」 ========== 神谷 (略)元ネタは、昔タモリさんが密室芸人と呼ばれていたころにやっていた「ハナモゲラ語」という、全然意味のない言葉で構成されていたネタなんですよ。監督それをやりたいと思ったらしく、うっかり実現しちゃったんですね(笑)。(以下略) ========== この後、最初は普通のセリフの台本で収録→次にハナモゲラ語台本で収録、という流れを説明され、実はあのセリフにも法則性がある、と。(既出:各セリフの冒頭の文字を頭から順に読んでいくと……) ========== --普通に日本語で録った後だからポロロッカ語でもできたんですね。 神谷 いや、普通はできないですよ!(笑) だから僕はハナモゲラ語のセリフの横に日本語を書き込んで、日本語を視界に入れて意味を意識しつつ演じてましたね。(略:ぺりーさん役のノムケン(乃村健次)さんを労っておられます。) ========== 神谷さまや皆さんのご苦労が偲ばれるエピソードです。「ハナモゲラ語のセリフの横に日本語を書き込んで」というのは、このインタビューで初めて明かされたエピソードだと思います。 ◎『俗』第6話Cパート「隠蔽卒」 声優さん入れ替えの話の後、神谷さまも別のキャラを演じられていたことに話題が移り: ========== 神谷 (略)あの時はお父さんと時田が会話をしていて、その後に倫が、直後に晴美と千里がしゃべるという流れだったので、セリフがすべてつながっていたんです。でも別々に録ったわけではなく、役をコロコロ変えながらそのまま録っていきました。そんな無茶なことが当たり前のように、まかり通っている現場でした。 --鍛えられる現場ですね(笑)。 神谷 鍛えられているというより、試されている気がします。でもみんな本当にすごくて、どんな球でもホームランにできる4番バッターの集まりみたいな現場でしたね。(略) ========== ある意味、プロの仕事場の厳しさを覗かせていただいた気になりました。 その後、『俗』第3話Aパート「十七歳ね、自分のシワをつかんで見たくない?」や2話Cパート「新しくない人よ、目覚めよ」の話題があります。また、少し飛んだ後に第1期10話Aパート・Bパート冒頭の監督のむちゃブリについても振り返っておられます。 ◎共演者について 女性に囲まれている現場なのに孤立していた、とおなじみの話が出た後、男性キャストに触れられています。 ========== (略)男性キャストは人数が少なくて、僕と水島大宙と上田陽司【引用者註:まだ耀ではなく陽の字が使われています】さんという3人しかいないことが多かったんですが、スタッフから毎回いろんなむちゃブリをされました。あの2人には本当に頭が下がります。大宙は瞬発力の人、上田さんは事前に調べて作り込んでくる方で、「あれをやりたい」というのが明確にあってマイク前でそれを再現するんです。男性キャストはほぼ3人だったわりに、たくさんの男性キャラが出てきていて…。それができたのは本当にこの2人のおかげです。 ========== 直近の「さよなら絶望放送」でも仰ったことを、ここでも触れ、最大の賛辞を贈っておられます。 最後は、きれいに決めてインタビュー終了。 ========== --では最後に、『さよなら絶望先生』という作品は、神谷さんにとってどんな作品になりましたか? 神谷 第1期、第2期を通して25本という短い作品でしたが、神谷浩史いう【ママ:おそらくは「という」】声優を形成する上では欠かせない作品になったと思います。(中略)最後まで演じた今になってやっと、僕の代表作です! と言えるようになったと思います。みなさん、応援してくださいまして、ありがとうございました! ========== 新房監督も、別誌の対談・インタビューで『さよなら絶望先生』が神谷さまの代表作になると予言しておられましたが、神谷さまもそれを受け入れられたようです。 以上、神谷さまインタビューのレポートでした。 なお、この雑誌「Pash! Special Edition Cool Voice」vol.2のとじこみポスターに、特大の神谷さまがいます(最初から数えて3枚目の表)。 また、読者プレゼントの神谷さまポラロイド写真(4名様)には、ゴールドのマーカーで「俗・さよなら絶望先生 神谷浩史」と直筆サインが。これは競争率高そう……
by herolynQ
| 2008-04-27 13:31
| 「さよなら絶望先生」アニメ関連
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