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2008年 04月 15日
実写ドラマ「スミレ 16歳!!」が、BSフジで始まりました。(毎週日曜 24:00~24:30 【再放送】毎週土曜 26:30~27:00、4月13日スタート)
スミレ 16歳!! http://www.mmv.co.jp/special/sumire16/ スミレ 16歳!! http://www.bsfuji.tv/top/pub/sumire.html 原作は永吉たける先生の「スミレ 16歳!!」(講談社「マガジンSPECIAL」連載)。少しだけ週刊でも連載されました( このドラマを観た方の感想を探していたのですが、行きつけのどのサイトにも載っていません。機会があったので、恐る恐る観てみたらびっくり。面白いじゃああーりませんか。なので、ここに感想を書いてしまいます。観てない方のため、以下に折りたたみますね。画像が多いので重くなるのはご勘弁のほどを。 P.S. 現在、原作は「スミレ16歳!!」が4巻までと(4巻は今月の新刊)、「スミレ17歳」が2巻ほど出ています。17歳のほうは、そろそろ店頭在庫がなくなりそうなので、早めに入手した方がよさそうです。ドラマには17歳の方からもネタが拾ってあります。 P.P.S. 今月17日に発売された原作の最新刊「スミレ16歳!!」第4巻の巻末に、原作者の永吉先生がドラマ撮影現場ルポを載せておられます。ここで衝撃の事実が! スミレちゃんの人形は、通常用(?)とアクション用の2体作られていたんですね。これ、見分けがつくかなあ…… 実写ドラマ「スミレ 16歳」第1回を通して観た印象は、「とにかく画面が明るい」ということ。ちょうど実写版「ネギま」の第1回が陰翳を追究した画面作りだったのと好対照をなしています。 これは頷けるものがあります。原作を読んだ方はお分かりだと思うのですが、実はそこここにダークなネタが散ばっています。それを永吉先生の絵と筋運びで変に落ち込む事が無いような漫画になっています。普通に映像化したらちょっと……というシーンでも、このドラマでは映像を明るく処理し、演出も工夫することによって、嫌悪感の無い作品に仕上がっていたと思います。また、原作内のネタもけっこう拾っているし、オリジナルのネタも原作から離れないような範囲でうまくおさまっていると思います。かなり原作に好意的ではないかと思います。少なくとも、実写化ドラマ「お父さんは心配症」や「八神くんの家庭の事情」のようなことはありません。 ◎4月18日2245追記:原作の元ネタが確認できる場合、そこに注記を入れておきました。 ◎アバン◎ 舞台の紹介、スミレちゃんの登場、蓮華ちゃんとの出会いまでがきちんと描かれています。 ・いきなりオヤジメガネのアップ!(笑) と思ったら、これは舞台になる学園の理事長でした。 ・理事長室に掛けてある歴代の理事長(?)の写真の中に交じって、なぜかプードルが(笑)。それに、なぜか外国人の方の姿が! ・四谷スミレちゃんの初登場は、写真でした。可愛い! ……って、これ、オヤジが書いたのかな? 「ヒ・ミ・ツ★」(★はハートマーク)とか「教えてあげない」とか、イタイ……よく見ると、やたら資格をとってたりします。「速記」とか、どないするんやねん。 それに、学生番号が「428330」=「よ・つ・や・す・み・れい」=「四谷スミレ」……久米田先生の作品と同じ匂いを嗅ぎ取ってしまいます。このドラマ、けっこうあちこちにネタを散りばめてあるのではないかしらん。 ・大山蓮華ちゃん。桜・菜の花と、春の花と共に登場です。蓮華ちゃん役の平田薫さんは、かなりうまく役をこなしていると思います。安心して内容を楽しめます。 ・つい浮かれちゃって自転車ごと転び、チェーンが外れて四苦八苦の蓮華ちゃん。そこへ救いの神が! でも、こ、これは!?←16歳1巻1話3頁 ・オヤジ初登場。オヤジ役は音尾琢真さんです。 ・実はこんな風になってました。←16歳1巻1話4頁 ・腹話術もバッチリです。←16歳1巻1話5頁2コマ目 ◎オープニング◎ ・おお、スミレちゃんとオヤジがアニメで! これはいいなあ……というか、ふつうにアニメにしてもいけたと思います。←16歳1巻1話1頁(中表紙) ◎本編◎ ・蓮華ちゃん、なんとか学校に到着。←16歳1巻1話6頁2コマ目 ・でもそこへ……←16歳1巻1話6頁7コマ目 ・スゲー、あの永吉先生の絵を実写化すると、こうなるのか……2枚どうぞ。オヤジのうさんくささが最高です。 16歳1巻1話7頁5コマ目 ・蓮華ちゃんが恐怖のあまり忘れていった鞄を届けてあげる親切なオヤジ……じゃなかった、スミレちゃん。ここで女優さん(水沢奈子さん)と入れ替わりました。以後、人形と人間が所々で入れ替わります。←16歳1巻1話7頁5コマ目 ・変質者と誤解され、体育教師に折檻されるオヤジ。ご覧の通り、画面がとにかく明るく作ってあるので、陰惨な調子が薄まっています。 ・理事長直々に「転入生・四谷スミレ」を紹介され、仰け反る学園の面々。 ・校長(右)と教頭(左)。学園の名が、「里山学園高等学校」。スミレの存在を快く思っていないようです。 ・ついに教室デビューのスミレちゃん。本人は楽しそうに授業を受けていますが、他の生徒は……2枚どうぞ。←16歳1巻1話12頁4・2コマ目 ・こちらは数学の先生。気弱そうで、権威に弱そうな感じありありです。黒板にある「今日のめあて やるっきゃない」に笑いました。 ・生徒の突き上げで、自分もスミレ+オヤジの存在がおかしいと思っていると発言したところへ、見回りに来た理事長が……この後、当然先生はひよって生徒を叱り付けます。理事長満足。←16歳1巻1話13頁4・6コマ目 ・スミレちゃんが蓮華ちゃんに名前を尋ね、友達になろうと持ちかけます。三人の表情の対照が素晴らしい。2枚どうぞ。。←16歳1巻1話14頁1コマ目 ・他の授業でもオヤジ・スミレちゃんが大活躍! まず短距離走。3枚目は襲っているのではなく、疲れてへたり込んでるのですな。4枚目、オヤジ辛そうです。でもスミレちゃんはスピードが出なかった事を残念がってます。。←17歳1巻1話11頁4~7コマ目 ・次にバスケットボール。オヤジ、汗かいてます(笑)。スミレちゃんは相変わらず楽しそう。ゴールまでばっちり決めちゃいます。オヤジはキツそうで、最後には白目むいちゃったりして。4枚どうぞ。。←16歳1巻2話35頁4コマ目、36頁1コマ目 ・昼休みに。高校といえば購買部。この学校の購買部のおっちゃんはなかなか面白そうです。直前の気だるげな雰囲気と打って変わってノリノリの呼び込み放送に爆笑しました。なにやら後ろに不穏な文字が……そんなんサンドイッチに入れて大丈夫なの? 2枚どうぞ。 メンチキ:17歳1巻2話36頁1コマ目以来、あちこちに出てきます。 ←17歳2巻7話123頁2コマ目 (もちろん、「メンタッキーフライドチキン」だから大丈夫。ケンタなんとかではありません。生徒も殺到してますな。美味しいんでしょう。) ・教室での昼食シーンにも小ネタてんこもり。わんこソバ食ってます。 ・炊飯ジャーを持ち込んでます。 ・スミレちゃんの豪快な食事シーン。ご飯なら←16歳1巻2話42頁7コマ目。トコロテンなら←17歳1巻7話124頁3コマ目 ・いやがる蓮華ちゃんに、無理やり「猫さんウインナー」を食べさせようとするスミレちゃん。欲しい……。ネコさんウインナー←16歳2巻16話65頁6コマ目、66頁4コマ目 その後、見かねた女の子が蓮華ちゃんを外に連れ出します。 ・「ちゃんとした」友達が出来たと喜ぶ蓮華ちゃん。でも実は……。←16歳1巻1話17頁6~8コマ目 ・パシリをさせられそうになる蓮華ちゃんに救いの手が! 2枚どうぞ。2枚目で、オヤジが開眼してます。絶望先生の「絶望した!」という決め台詞にあたる表現。 ←16歳1巻1話22頁4コマ目 ・オヤジの策略、大当たり! 蓮華ちゃん、無事に笑顔を取り戻し、逃げ出します。3枚どうぞ。。←16歳1巻2話42頁2・4コマ目 ・でも、まだスミレちゃんと蓮華ちゃんは友達にはなれないようです。 ◎エンディング◎ ・ED主題歌を歌うPerfumeのコンサート会場(たしか文化祭という設定だったと思います)です。でも総立ちの観客に交じって、スミレちゃんとオヤジが!? ・オヤジ、開眼! ・舞台に乱入しました。スミレちゃん、ノリノリです。 ◎今週の不服ぅ~◎ よくある類のNG集でしょうか。 ・転んで人形の首が飛んじゃうシーンです。これ、実写で見ると凄いなあ。 ◎次回予告◎ 次回は、「四谷スミレ大爆発」。 以上、たまたま初回を観る機会があったので、感想を書いてみました。このドラマ、もっと話題になっていいと思います。きちんと原作をリスペクトしてあって、原作のファンの方にも、まだ原作を読んでいない方でも十分楽しめる実写化だと思います。いわゆる「当たり」ですよ、当たり。もし「さよなら絶望先生」が実写化した場合でも、このレベルだったら十分楽しめると思います。
by herolynQ
| 2008-04-15 06:47
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