『鋼の錬金術師』18巻に絶望先生ネタが!?

◎12月23日補足：荒川先生の「創」でのご発言を引用しました。


12月22日に発売された荒川弘先生の『鋼の錬金術師』第18巻（ガンガンコミックス、税込410円）ですが、カバーを取って本体の表紙をみると、4コマ漫画が載っています。その台詞回しで、絶望先生が最初に絶望した時をパロディ化してらっしゃいます！(アニメだと第1話）
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１コマ目
「このマンガってタイトルに「金」の字が３つも入ってんのな」
「リッチなかんじね☆」

2コマ目
「金…金…金か……」

３コマ目
「世の中　しょせん金・金・金!!!
　子供に夢を与えるマンガまで金まみれかよ!!」

４コマ目
「絶望した!!!
　資本主義のブタどもめぇえぇえぇぇ!!!!!!」
「ナニゴトーッ!?」
「色々と考える事の多い年ごろなのよ…」
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ちなみに、本家の初絶望はこうなっています（『さよなら絶望先生』第一集13頁１～３コマ目）
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1コマ目
「なんでも金　金　金・・・・・・
　女学生まで金で物事を解決しようとする」
「50円ですけどね」

２コマ目
「嫌な世の中だ
　本当に嫌な世の中だ」

３コマ目
「絶望した!!
　金ぎたない世の中に絶望した!!」
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そして、荒川先生の凄いのは、これで留まっていないところです。
カバーの表見返しに、こんなエピソードが紹介されています。
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「甥っ子姪っ子が私に向かって
　あんまりバカバカ言うものだから
　「バカだから仕事もしないで
　　マンガばっかり描いてんですよー」と
　反論したら、
　「そうか!!」ってすごく納得された。
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これは、「創」に掲載された荒川先生と久米田先生の対談で、荒川先生が披露されたエピソードです！　先生の仕込みに、ついニヤリとしてしまいました。


◎12月23日１６２３補足：上記の「創」は、2006年6月号です。荒川先生と久米田先生の対談は、34～49頁に掲載されています。甥っ子のエピソードを語っておられる荒川先生のご発言を引用します（46頁中段14～21行）。
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荒川　私、3月に帰省したんですが、甥っ子、姪っ子と話していたら、ちっちゃい子ですから、バーカバーカとか言われて。でもあんまりバカバカうるさいから
　「バカだから仕事もせずにマンガばっかり描いてんだよ！」
って言ったら、
　「あっそうか」
って納得されました。すっごい真剣な顔でね(笑)。
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