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2008年 11月 23日
別記事のコメントで、今年(2008年)の8月26日に発売された『ROCK AND READ 20―読むロックマガジン』(エフエム東京、税込1260円)に掲載されている「大槻ケンヂ(筋肉少女帯)の2万字パーソナルヒストリー」の中で、絶望先生について触れられていると教えていただきました。
恥ずかしながらまだ現物を入手できないままなので、きちんとした紹介ができないままですみません。 その代わり(?) 大槻ケンヂさんと小林ゆうさんの対談記事を見かけたので、そちらを紹介させていただこうと思います。 一昨日(2008年11月21日)に発売された月刊誌「映画秘宝」 2009年1月号(洋泉社、税込1050円)には、大槻ケンヂさんの連載対談「大槻ケンヂの激突!パイパニック対談」が載っています(32~33頁)。その第77回ゲストとして小林ゆうさまが招かれているのですが、お二人のサービス精神旺盛な対談内容が誠に面白いのと、対談の内容がほぼ「絶望先生」一色という趣があるので、以下この対談記事を紹介させていただこうと思います。 小林ゆうさまからもご自身のブログでこの対談の案内がされていますね。 大槻ケンヂさん『映画秘宝』対談 http://ameblo.jp/yu-no-jiyu-cho/entry-10167969934.html 対談のタイトルは 「大槻ケンヂの激突!パイパニック対談 さよなら絶望先生SPECIAL!!」 となっています。連載対談の第77回で、ゲストは小林ゆうさま。33頁には、大槻ケンヂと絶望少女達ファーストアルバム『かくれんぼか 鬼ごっこよ』と『獄・さよなら絶望先生 註』の紹介(広告?)が載っているので、そのプロモーションを兼ねての対談かとも思われるのですが、内容がとにかくぶっ飛んでいます(笑)。 この対談に、声優さんが初登場だとか。オーケンさんが、小林ゆうさまに『絶望先生』の魅力、『豚のご飯』の制作の秘密を語ってもらおうとされているのですが、果たして…… ●「絶望先生」とは まず、大槻ケンヂと絶望少女達ファーストアルバム『かくれんぼか 鬼ごっこよ』でもやはり別録りだったとオーケンさん・ゆうさまが残念がった後で、「映画秘宝」の読者の方に小林ゆうさまから「絶望先生」の説明があるのですが: (註:以下の引用で太字は原文ママ) ========== 小林 どう説明したらいいのか……主人公の糸色望先生は学校の先生なんですけど、すごくネガティブな方で、事あるごとに「絶望した!」って言ってすぐ首を吊ろうとするんです! 大槻 昔アントニオ猪木と戦ったレフトフック・デイトンっていう怪力男がいたんだけど、絶望先生はそのレスラーぐらい首を鍛えているみたいで、首を吊っても絶対死なない(笑)。 小林 そうなんです! (笑) 大槻 ものすごくシュールで不条理な漫画なんですよね。僕はようやく最近になって全話観たんですよ。放送時も観てはいたんですが、話の展開がホントに早過ぎて、ついていけなかったの!(略)ホントにすごいブッ飛んでる! ========== 省略した箇所では、具体例として俗・1話のAパート(前話までのあらすじのアニメ化)と俗・3話Aパート(藤吉さんの原稿執筆風景がメインで、原作を基にした音声がラジオから流れてくる回)が紹介されています。首を吊る・鍛えているところからプロレスのレフトフック・デイトン(懐かしく思われる方も多いのでは)の名前が出てくるあたり、さすがオーケンさんだなぁ…… 参考: 「ミック博士の昭和プロレス研究室」さん http://www.showapuroresu.com/ の「異種格闘技戦出場選手名鑑」 http://www.showapuroresu.com/meikan/kakutougi.htmから引用します。 ========== レフトフック・デイトン LEFTHOOK DAYTON 185センチ、100キロ 1951年米・カリフォルニア州ロサンゼルス 54 4(新) 格闘技世界一決定戦 1976年度のAAU空手チャンピオンになり、その後はカンフー全米王者にもなったといわれる男だが、実はアメリカでは「タフネスマン・コンテスト」の常連で、日本流にいえばびっくり人間コンテスト王者の的な存在だったらしい。日本でも首吊りパフォーマンスを見せ、ゲテモノ扱いを受けたが、本番では予想外の善戦。猪木の攻撃を受け流したが、頭突きを食らってから一気にトーンダウン。最後はバックドロップ3連発でKO負けを喫した。 ========== オーケンさんが言及されていた「昔アントニオ猪木と戦ったレフトフック・デイトンっていう怪力男」なんですが、昭和54年4月3日に福岡スポーツセンター WWF格闘技世界ヘビー級選手権試合で闘っているんですねー。次のDVDに試合の様子が収録されているそうです。 さて、対談は続いて「新宿ロフトプラスワン」のイベントに2000人くらいの応募があった、というエピソードが紹介されます。そして、小林ゆうさまの演じる木村カエレの紹介がされた後: ========== 大槻 作品の中には、ゆうちゃんの描いた絵とかもたくさん出てくるんですよね。 小林 そうなんです! 大槻 かなり奇怪な絵を描いておられます(笑)。 小林 キャー! 才能はないんですけどねー。 ========== 参考:小林ゆうさまの絵の例: ●『ど根性ガエル』 上で大槻ケンヂさんが触れていた「新宿ロフトプラスワン」のイベントの中で、オーケンさんが『ど根性ガエル』の話をされていたのですが: ========== 大槻 (略)今の声優さんってみんなカワイイですよね! いつからこうなったんですか? 『ど根性ガエル』とかの頃にはそんな印象はなかったですよ! 小林 『ど根性ガエル』の頃もカワイイですよ! (笑)「絶望少女」の方たちもホントにステキな声優さんばかりで、私もいつも現場でドキドキしています。でも私、『ど根性ガエル』もすごく大好きで、DVDも全巻持ってるんです。 大槻 ええ!? 小林 特典ももってますよ! 大槻 な、なんで『ど根性ガエル』がお好きなんですか? 小林 プレゼントで当たりました。それで観て以来、大好きになって「ひろし」さんと「ピョン吉」さんも尊敬してるんです! 大槻 そうなんだ!? (略) ========== 小林ゆうさまが『ど根性ガエル』がお好きだったとは思いませんでした……奥の深い方だ……その後、大槻ケンヂさんが『妖怪人間ベム』のビデオを入手された経緯などが披露され、話が核心に迫っていきます。 ●『豚のご飯』 まず、大槻さんから『絶望大殺界』に収録されている「豚のご飯」について紹介がありました。ハードコア・パンクみたいな、「ガバ」ってジャンルの曲とのことです。そして……: ========== 大槻 (略)ゆうちゃんはかなり絶叫して歌ってます。喉は大丈夫でしたか? 潰れませんでしたか? 小林 よけい元気になりました! 普段は低血圧なんですけど、どんどん上がっていくのがわかって、心臓もドキドキしっ放しで、すごく楽しかったです! あんな奇声も自分から出るんだなっていうことが初めてわかりました。 大槻 歌詞も凄いんですよね。(略) ========== 参考:大槻ケンヂさんと☆デュエット http://ameblo.jp/yu-no-jiyu-cho/entry-10085510532.html この後、この曲・歌詞のタイトルの由来が語られるのですが、「豚のご飯」についての感動的なエピソードが披露されています。これはぜひ原文をお読みいただければと思います。 ●「絶望先生」のジャンル 小林ゆうさまが子供の頃からアニメを観ておられたこと、オーケンさんが水木一郎さんと交流があることなどが語られた後: ========== 大槻 (略)深夜アニメの世界と、いわゆる萌え系アニメと、水木さんたちのようなスーパーヒーローものの世界とでは、それぞれ棲み分けがあって、違うんですよね。ロックでいうと、ヘビーメタルとパンクの棲み分けじゃないけど。面白いですよね~。 小林 そうなんです、深いですよね~。 大槻 その中で、『絶望先生』は、どのジャンルにカテゴライズされるんですか? 小林 えーっと……首吊り……。 大槻 首吊り!!!??? 小林 やっぱり一番わかりやすいところでいうと、「首を吊る」っていう、イメージですかね? 絶望先生は首を吊ろうとするけど、絶望の中から何かが生まれてくるっていうテーマがあって……。 大槻 じゃあ“首吊り系”ね! 他に“首吊り系”に分類されるアニメっていうのはあるんですか? 小林 ないです(キッパリ)! 唯一無二だと思います! 大槻 そりゃそうだ!(略) ========== 小林ゆうさまの斜め上のご発言に目が点になりました(笑)。よく対談を読み返すと、確かに最初のほうでも「首吊り」って発言しておられたんですね…… この後、対談はまだまだ続きます。最後の方で、『絶望先生』が外国でも人気みたい、とオーケンさんから話を振られたゆうさまが: ========= 小林 おお~、外国でも首が……。 大槻 外国でも首って(笑)。(略) ========== ……どうしても首にこだわっておられるようです(笑)。 終わりに、景気のいい話のあと、小林ゆうさまが(きっとカエレちゃん風に)ビシッと締めて対談が無事終了となります。 他の声優さんやアニメのスタッフの皆さん、久米田先生のインタビュー・対談などとはまるで異なったテンション・趣がある対談ですので、詳しくはぜひとも原文をお読みいただければと思います。
by herolynQ
| 2008-11-23 07:16
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