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2008年 10月 01日
今週の「さよなら絶望先生」(第155話:週刊少年マガジン44号掲載)の感想です。
まずは、前半として6頁までをどうぞ~。 ◎10月7日0800追記:遅くなりましたが、今週はまともに感想の後半を書くことができました。 マガジン44号(155話)感想:後半その1 http://nyontaka.exblog.jp/8727152/ マガジン44号(155話)感想:後半その2 http://nyontaka.exblog.jp/8727197/ マガジン44号(155話)感想:後半その3 http://nyontaka.exblog.jp/8727212/ ◎今週のタイトル◎ 今週のタイトルは、「うもれすく」です。元ネタは長野まゆみさんの『ユーモレスク』……というよりは、ドヴォルザークのピアノ曲(変ト長調)→ヴァイオリン曲(ト長調)「ユモレスク」の方が元ネタでしょうか。有名さの度合いが違いますので…… ◎今週のテーマ◎ 「ウィンブルドン現象」です。ごく平たく言うと、日本のことわざ「軒先貸して母屋取られる」に該当します。 wikipediaさんの「「ウィンブルドン現象」」の項目 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1 にある説明では「市場経済において「自由競争による淘汰」を表す用語である。特に、市場開放により外国系企業により国内資本企業が淘汰されてしまうことをいう。」とあります。 1980年代にイギリスのサッチャー政権による大規模な金融の規制緩和政策の結果現れた現象で出来た用語ですが、当然、金融以外の分野にもこの用語が応用されています。2005年にはライブドアニュースさんでこんな記事が載っていたりします。 【ファンキー通信】角界を揺るがすウィンブルドン現象って? 2005年11月02日00時07分 / 提供:ファンキー通信 http://news.livedoor.com/article/detail/1468750/ ========== ここ最近、人気が落ち込みぎみだった大相撲に、救世主とも言うべきニューヒーローが登場した。それは、佐渡ヶ嶽部屋の琴欧州関。夏場所でのあの大躍進振りは、記憶に新しいところ。 琴欧州はブルガリア出身の22歳。「角界のベッカム」の異名をとる彼は、その端正な顔立ちから女性ファンが非常に多い。それにしても、最近は外国人力士の活躍ばかりが目に付くような・・・。このような状態を専門家の間では「ウィンブルドン現象」というらしい。でも、これってどういう意味? (以下略) ========= ◎今週の「くめ単」◎ ばむっ 8頁7コマ目 小石川中央公園が野宿者に占領されている様子です。 もほーん 9頁11コマ目 公園が女性が入れない雰囲気になっている様子です。 ◎今週の萌え◎ ○全体○ ・全身絵がたくさん! 9枚もあります。 ・かなり危険なネタが…… --○1頁○------------- ○1頁 全身絵・2~4コマ目 いつも通りの絶望先生。伏目がちなので、教室に入ってもしばらくは違和感に気付きません。 ○1頁 5コマ目 出席を取ろうとして教壇から生徒達に目を向けて初めて異変に気付きます。 さて、こ教室には初めての方も懐かしい方もいろいろおいでのようです。 ・右端(半分切れている):これは前田さんでは? ・クラブやまとのホステスさん:わーい、行く、行く! 美人さんだなぁ…… ・後ろ:元総理犬:暇が出来たのか、授業に参加するようです。 ・手前のフランス人ッぽいおじさん:どこかで見かけた気もします。 ・タコ口の女性:タクヤくんの恋人さんですな。第八集78話(他人のドラマに巻き込まれる話;アニメだと俗12話Bパート)で出てきました。「お兄さん、止めてー! タクヤ酔ってるの」の台詞をまだ覚えています。 ・花を三本背負った人:不明 ・手を組んだ男性:はて? ・その後ろ:ホリエモンの外形にそっくりな気もします。 ・娘々:堂々と授業を受けています。 ・おしゃれショップのルイージ(またはマリオ)さん:先生が服を買いに行くところの店主です。先生の正面に陣取るとは、もしや……!? ・その後ろ:平井さんのような気もします。 ・その後ろ:不明 ・根端金物屋さんの店主:こんなところでお見かけするとは! ・その後ろ:同じような髪形をしたパーカーを着込んだ男性が一人置いた右にいます。 ・シンコ書店店員さん:お店は他の店員さんに任せているのかな? ・その後ろ:見覚えはあるのですが…… ・カントク:映画の構想を練るヒントにするのでしょうか。出席しています。 ・目線の入った女性:何となくですが、新谷良子さまのような気もします。 ・その後ろ:不明 ・左端:タクヤくんのような気がします(タコ口のお姉さんの彼氏) ・その後ろ:額に「百」の字が……「BB戦士 百烈将頑駄無」? http://image.blog.livedoor.jp/nanaharu3/imgs/6/9/69fd4633.jpg --○2頁○------------- ○2頁 全身絵・2コマ目 冷静に先生に状況を説明する千里ちゃん。冷静にと書きましたが、言葉の端々に不満が滲んでいる気がします。 ○2頁 4コマ目 まといちゃんが誰かを睨みつけているのでよく見ると……元彼氏で今はストーカーに堕ちているタカシくんが久しぶりにいます。元々は黒髪でしたが、アニメで金髪にされたので、ここでも金髪になって登場しました。 絶望先生の意外な事実があびるちゃんから語られました。時々近所の人に挨拶をするシーンが描かれているので、好感を持たれているのかも。 --○3頁○------------- ○3頁 1コマ目 絶望先生、あっさり見捨てられてしまいました。 ○3頁 全身絵・2・3コマ目 愛ちゃんが震えています。座っているとき、ああいう風に太腿の間に手を挟むポーズって、よくすることがありますが、愛ちゃんがするとこの上なく魅力的です。萌えた! そして愛ちゃんにも逃げられる絶望先生…… ○3頁 6コマ目 おお、今週も智恵先生が出てくださった! ありがたやありがたや…… 教室のコンセントに何かが刺さっています。この間も出てきました。 蘇民祭のポスターがまだ貼ってあります。 --○4頁○------------- ○4頁 全身絵・1~4・6コマ目 今週は智恵先生がテーマを提示してくれました。先生、斜めから見ても爆乳がよく分かります。萌えた! ○4頁 2コマ目 黒板消し・黒板拭きに「ラーフル」と描いてあります。 ○4頁 3コマ目 この記事の冒頭近くに「ウィンブルドン現象」について簡単に触れました。このコマの選手を、右上から反時計回りに見てみます。 アメリカ:ビーナス・ウィリアムズ選手かな? 2000・01・05・07年女子シングルス優勝。 http://wilson-tennis.jp/images/wteam/player/venuswilliams_b.jpg ロシア:マリア・シャラポワ選手かな? 2004年女子シングルス優勝。 http://cozy-009.hp.infoseek.co.jp/img/sharapova9.jpg スイス:マルチナ・ヒンギス選手かな? 1999年女子シングルス優勝。 http://image.blog.livedoor.jp/vitaminw/imgs/8/a/8a873367.jpg ドイツ:シュテフィ・グラフ選手かな? 1988・89・91~93・95~96年女子シングルス優勝。 http://www.eurus.dti.ne.jp/~tshinya/graf.jpg ちなみに、実際のウィンブルドン競技場は次のようになっています。 (ウィンブルドン第6コート) http://stat.ameba.jp/user_images/b4/66/10072825525.jpg ○4頁 4~6コマ目 絶望先生は智恵先生との会話に夢中で生徒をほったらかし。智恵先生に言われてようやく気付きます。 ○4頁 7コマ目 男性陣が先生の授業に感動しています。 「自分の娘とは かりませんでした。」:もう少しだけ前後をつけると、 「あまりの変わりように、お父さまはそれが自分の娘とはわかりませんでした。」 となります。そう、エドワード・ゴーリー 『不幸な子供』の一節。 ○4頁 8コマ目 2限目は女性陣が授業を受けています。 「グラン マンマーレ」は映画『崖の上のポニョ』の登場人物「グランマンマーレ」。 --○5頁○------------- ○5頁 1コマ目 中国の要人(娘々を日本に送り込んだ張本人)を始めとする外国の方々が授業を受けています。 ○5頁 2コマ目 「?野ピアノ KAN」ですが、KANは日本のピアニスト。弾き語りのアルバムをいくつも出しておられます。最初の文字は手元のマガジンでは潰れて読めませんでした。 ○5頁 3コマ目 シンコ書店に。本屋さんに寄って帰るなんて、さすが先生ですね。(久藤君との出会いを期待するとかではなさそう……かな) 「チリウス」は、講談社の漫画雑誌「月刊少年シリウス」。毎月26日発売です。 「少年シリウス」オフィシャルサイト http://www.sirius.kodansha.co.jp/ 久米田先生とのつながりはいかに? ○5頁 4・5コマ目 B5版の表紙が綺麗 で薄い本が大量に展示されています。 「テニプる!」=「テニプリ」(「テニスの王子様」)本? 「白夏」? 「ヘブソ」=「学園ヘブン」本? その隣:? 「無化?」? 「咎顎」:「咎狗の血」本? あと、某新興宗教にハマって問題になった尖った顎の方も掛けてあるのかも知れませんな。 「好きして」:こうじま奈月先生に「強引だけど優しくして」「好きと嫌いの境界線」という本がありますが…… 「ルロルロ」:「ルルーシュ」本? 題名のない本も何冊かありますが、全て不明。うーん、元ネタがあるんだと思います。 ○5頁 6コマ目 「アンソロ」は「アンソロジー」の略。 --○6頁○------------- ○6頁 全身絵・1コマ目 おおっ、藤吉さんが不敵な発言を! 確かに購買力はお持ちです。最近の出来事で印象的なものを一つ……アニメイト某店のレジで私の前に並んでいたお二人が、来年1月29日に発売される「鋼の錬金術師」DVD-BOX(標準価格:68,250円)を揃ってすぱっと予約していったのには卒倒しそうになりました。……その後で6百円ちょいのグッズを予約するのが恥ずかしかったです。 ○6頁 2~4コマ目 やっぱり千里ちゃんもいたぁ! 今日はチリ×ハルですな。2コマ目の千里ちゃんのウィンク姿に萌えた! ○6頁 3コマ目 としまえんのハロウィンをアニメコスプレに:今度アニメ化される「原型を留めていない」回でも採り上げられていましたね。そこで、何も言わずに次のページをご覧下さい。様子がよく分かります。 JCFinとしまえん http://emay.fc2web.com/page038.html JCFは、「ジャパンコスプレフェスティバル」の略。今年のとしまえんでは、10月18・19日にある模様です。 http://takama.ne.jp/jcf/chirashi/200805_10_toshima.jpg 活字では、JCFの日程一覧からどうぞ。 JCF:開催日程一覧 http://takama.ne.jp/jcf/nittei.html ○6頁 4コマ目 公民館をその手のイベント:この間の久米田先生オンリーも、そう言えば公的な会館でしたね。当日は別の回で様々な同様のイベントが行なわれていました。会場の東京文具共和会館 http://www.kyouwa-kaikan.co.jp/ は、浅草橋駅徒歩三分。その「草橋」がコマに入っています。心なしか、このあいだイベントがあった部屋と似ている気がします。「プリキュアオンリー」かな?同人誌印刷で有名な「太陽」→「大陽出版」やら「ココ ナツ」やらも散見されます。 ○6頁 5コマ目 女子向けガンダム:「ガンダムSEED」→「ガンダムOO」と続いている事でしょうか。しかし、そもそもがファーストガンダムから根強い腐女子ファンの方がいらした訳ですから……ガンダムは男性だけのものにあらず。……あんまり千里ちゃんに口答えすると後が怖いのでこの辺にしておきます。 手前の二人は、ティエリア(左)、殺那(右)ですね。奥は誰だろう? ○6頁 7コマ目 「闇米」は、例の毒汚染米問題のことでしょうか。(「闇米」自体は、「心の闇鍋」の回に次いで2度目の登場かと) 「573」はコナミ。10月09~12日に幕張メッセで行なわれる東京ゲームショウ(一般公開は11日(土)、12日(日))にもブースを出します。 http://www.konami.jp/tgs/2008/ ここに小ネタとしてある理由なんですが、ひょっとしたらこの間発売された「クイズマジックアカデミーDS」に、改蔵に絡む答えが入っているらしいことが関係しているのかもしれません。 ○6頁 10コマ目 本屋さんがあるはずだったところにアダルトショップが……怖くてクリックできませんが、そういう名前のサイトもあることはあります。 後半に続きます。 マガジン44号(155話)感想:後半その1 http://nyontaka.exblog.jp/8727152/ マガジン44号(155話)感想:後半その2 http://nyontaka.exblog.jp/8727197/ マガジン44号(155話)感想:後半その3 http://nyontaka.exblog.jp/8727212/
by herolynQ
| 2008-10-01 06:44
| 「さよなら絶望先生」の感想
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