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2008年 07月 12日
メールで教えていただいて、雑誌を買ってきたのでレポートします。(これは教わらないと絶対に見落とすところでした……)
月刊「Newtype」(ニュータイプ)08年8月号(角川書店、590円)の166ページのコラム「Leading Radio」で、「さよなら絶望放送が紹介されています。表紙。目次とも「絶」の字さえないのでご注意を。 コラム「Leading Radio」自体、同誌のデータベース頁「アニメ&声優ラジオ番組」の隅に掲載されています。このコラムは目次に載っていません。どうも連載モノのようで、毎回面白いラジオ放送を端的に紹介していく、というのがこのコラムの趣旨のようです。 で、肝心のそれは、166ページの右下8分の1にありました! 狭いスペースながら、「さよなら絶望放送」をびしっと紹介し、キャスターのお二人のコメントまで載っています。 お二人のコメントだけ引用させていただきます。 ========== 神谷さまのコメント 「当たり前ですが久米田先生の原作ありきで、どんなことでもネタに昇華できる力をもっている作品だからこそ、成り立っている番組です」 新谷さまのコメント 「そうそう、たまに『早く番組が終わってほしい』なんてことも言いますけど、それも『絶望先生』というバックボーンがあるからこそ言えるネガティブなギャグなんです(笑)」 ========== 写真が一葉添えられています。神谷さまは白い長袖の服で、さのすけを抱えています。新谷さまは、半袖で大きく花がプリントされた服をまとっておられます。これまでの「さよなら絶望放送」公式サイトのTOP写真にはない服装のようにも思えます。(新谷さまの服は、39・40回目の放送のものと多分同じなんですが……)はて、いつ取材なさったのかな? なんか腑抜けた紹介ですが、少し前の頁にある「設定資料集」がカラーになっていて(「絶望先生」のときは白黒だったのに!)、「ストライクウィッチーズ」のキャラ設定図がおぶら・おぱんつ満載で思わず眼を奪われたせいではありません。 P.S. なお、同誌掲載で今月最終回を迎えたアニメ評論「アニメの門」(筆者は藤津亮太さん、177頁)に添えられた各種アニメのキャプチャ画像の中に、『【俗・】さよなら絶望先生』第1話Bパート冒頭の、奈美ちゃんが意を決して登校する時の1枚が入っています(上から3枚目)。 P.P.S. 214ページから始まる記事「CG効果千変万化」の中のコーナー「さまざまなCGエフェクト」(217ページ)では、「背景」「キャラクター」「画面効果」「メカ」に分けてさまざまなエフェクトを要領よく紹介しています。その中の「画面効果」の項に、「さよなら絶望先生」の例が出ています。関連箇所のみ引用します。 ========== (略) 「さよなら絶望先生」では千代紙を画面に散らすことで純和風の画面をつくった。 ========== 添えられているキャプチャは、メインエンディング「マリオネット」のおしまいのほうで、「悦楽主義なのねん♪」の歌声に合わせてマリアちゃんが登場したところ。こんな説明がついています。 ========== 少女の着る服などに、千代紙の模様を貼ることによってカラフルな画面を実現 ========== 技術解説・紹介、という地味な記事でも、適切な具体例を豊富に挙げ分かりやすく解説していく、という記事の作り方は、とてもいいですね。プロのお仕事だ、と感嘆しました。
by herolynQ
| 2008-07-12 01:37
| さよなら絶望放送関連
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