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2008年 04月 02日
久米田先生が、古巣であるサンデーに久々に登場しておられます。それも今週号(18号)の巻頭カラーの中に!
表紙をめくると、絶チル・紫穂ちゃんの銀はがし。コスコスコス……としっかりはがしてから葉書を丁寧に切り取ります。その次(5頁)から始まる「少年サンデー・クロニクル」のあちこちに、久米田先生の作品が散りばめられているのですな。 まず、最初のパズルに、先生の出世作「南国」の主人公の名前の一部が、カギとして使われています。 そして、そのパズルの上にある藤田和日郎先生の思い出話「先生の語るこの10年」の中に、こんな一節が…… ========== 90年のはじめに『うしとら』が連載開始かァ。思えば僕も新人で、表舞台に立ちたいやら、面白いのを描きたいやらで頭がカッカきてた時ですなァ。そしたらカッカきてるのは僕だけじゃなくて、同世代の漫画家みんなそうでしたっけ。村枝君や椎名さんには、ネームがなかなか通らないグチを聞いてもらったし、皆川君とたかしげさんとはメシおごりあったし、久米田さんとは小学館のブースでよくネームをやりあい、(中略)ああ、もォなつかしいなァ! 過去なんざ振り返りたくないのにさ!!」 ========== 小学館でネームを、という話は、過去にも久米田先生が荒川先生との対談でおっしゃってましたね。すごい時代だったんだなぁあ…… そして、ページをめくると、7頁の真ん中上に「南国」紹介が! とてもこのブログでは書けないようなセリフがどーんと。「↑こんなまんがが…。 ↓こんなまんがに!?」に笑いました。(初期と中期以降の絵柄がものすごく違うのですな) さらに、9頁の左下に、どこか見覚えのあるキャラ(それも初期)のシルエットが! ワクテカしながら頁をめくると…… 10頁右半分に、どーんと「改蔵」がカラーで!!! 第2話の連載時の扉絵が大きく載っています。そして、第1話の最後のコマも。下っぱスーツの「下」の字が眩しいです。 11頁下に、畑先生のコメントが。関連部分だけ引用します。 ========== (前略)サンデーに投稿したのがきっかけで、久米田先生のアシスタントに入る事になりました。 『南国アイスホッケー部』、すごいな毎週! コカン全開で! と思っていたのに…まさかそんな事になるとは。そして『ハヤテのごとく!』連載開始。まさかそんな事になるとは。 ========== (11頁の「名作トランプ」(プレゼントの賞品)に、ひょっとして久米田先生の絵が入っているのではないかと思います。あててみたい!) P.S. 472頁「ソク読み」(パソコンで読むコミック……小学館電子書籍配信サービス)の最新配信作品の中に、「南国」全23巻が入っています。1冊294円。わざわざ全23巻とあるので、ワイド版では諸般の事情で省略されている話も載っているのではないかと楽しみだったりします。
by herolynQ
| 2008-04-02 16:37
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