カテゴリ
はじめに プロフィール 「さよなら絶望先生」の感想 「さよなら絶望先生」のキャラ 「さよなら絶望先生」関連 「さよなら絶望先生」アニメ感想 「さよなら絶望先生」アニメ関連 さよなら絶望放送関連 久米田康治先生関連 SS 他漫画・雑誌の紹介 雑文 リンク くめ単 オンリー関連 その他 以前の記事
2011年 02月 2010年 10月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 02月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 01月 移転のお知らせ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 12月 19日
音楽専科社/beepa! http://www.ongakusenkasha.co.jp/Special/index_pickup.html 『さよなら絶望先生』第十一集感想:前半 http://nyontaka.exblog.jp/6756150/ へのHZさんのコメントで教えていただいた『PICK-UP VOICE』誌vol.5(12月15日発売、音楽専科社、980円)を早速買ってきました。 絶望先生に出演されている声優さんが3人(野中藍さま、神谷浩史さま、井上麻里奈さま)も載っていましたが、ここでは「俗・さよなら絶望先生」とからめて野中藍さまを8ページにも及ぶ特集記事を紹介したいと思います。 「俗・さよなら絶望先生」に関することが雑誌の特集で採り上げられるのは、この:『PICK-UP VOICE』誌vol.5の62~69頁が初めてになろうかと思います。 うち、62~64・66・69頁は野中藍さまの写真がメインか、写真のみのページ。野中藍さまインタビューは、65・67頁に掲載されています。そして68頁には野中藍さまへの6項目のQA、69頁にはDVDとCDの紹介が入っています。「俗・さよなら絶望先生」2008年1月スタート!の文字(放送局一覧にBS11も入っています)とイラストも載せているところから、なかなか締め切り間際にきっちり情報を詰めていただいたのではないかと思います。感謝しきり。 インタビュアーさんは、早稲田大学で行われた絶望集会にもきっちり参加していらっしゃったことがインタビューから分かります。野中藍さまも、これまでのアニメ誌の特集では見られないほど突っ込んだ回答をしていらっしゃいます(もちろん、オブラートや詰め物もたくさんあるのですが)。出演者の側から見た絶望集会の一コマもあります。以下長くなりますが、初めて分かったエピソードなども多いので、下で全文引用させてもらいます。 あ、先に、「野中藍さまが久米田先生を追及!?」と書いた根拠になる問答だけ引用しておきます。 ========== ――出演声優のネタが原作やアニメで描かれることがありますね。 「原作を読んでいたら「アイドル声優のイタイCM」と書いてあって。その時期に本編の間に私のシングルのCMが流れていたので「これ、私のことかな?」と思って、先生に「あれは私ですか?」と聞いたら「いや~」と濁されました。私の被害妄想かもしれないけど(笑)」 ========== これは得がたいエピソードです! 久米田先生と神谷浩史さまや新谷良子さまとのエピソードは、「さよなら絶望先生」で語られることがあって楽しんでいたのですが、野中藍さまが直接原作者の久米田先生に尋ねていたとは! ネタにされた人(しかも素敵な方)にそのことを追及されるなんて、なんて素敵なシチュエーションなんだろう……萌えた! ちなみに、このネタは、今月17日に発売された単行本第十一集106話(デチューンの回)86頁8コマ目で、可符香ちゃんが「デチューンした方がウケがいい」例の一つとして、 「わざと痛々しく作った声優のCDのCMにファンが安心したり!」 と発言していることを指しているのでしょう。 ……ん? 元のコマには、確かに、ただ「声優」としか書いてないのに、藍さまの言葉では「アイドル声優」となっている……き、きっと第十集97話(アニメのCVが発表された回)96頁1コマ目で、井上麻里奈さまが演じる千里ちゃんが 「アイドルなのか、声優なのか、はっきりしなさいよ!」 と言っているのと混ざっているんですよね……ドキドキドキ…… では、インタビューの全文です。 インタビューの全文は次の通りです。 ========== ――この作品を演じる前に『さよなら絶望先生』についてはご存じでしたか? 「『週刊少年マガジン』で連載中の別の作品、『ネギま!』に出演していたのでよく読んでいたんですけど……。でも周りの友達はすごくファンで、いかにすごい作品なのか、可符香がどんなにいい役なのかをいろいろな人から説明されたり、「頑張れ!」と激励されたりして。そこで初めて「すごいことだったんだ」と実感しました」 ――出演が決まってから原作を読まれたわけですね。読んだ感想はいかがでしたか? 「好きなタイプの笑いでした。ラジオっぽくて……シュールでブラックでシニカルで時事ネタも多くておもしろかったです。話題の幅も広いので誰でも楽しめる作品だなと思いました」 ――でも正直、まさかこの作品がアニメになるとは思いませんでした(笑)。 「新房昭之監督の作品にはこれまで出させていただいていたので「きっとおもしろいものになりそう!」という確信のような期待と、「どんなアニメになるんだろう?」という先が見えない不安な気持ちの板挟みみたいなものがありました(笑)」 ――作品中の可符香のポジションや演じるときに気を付けていることを教えてください。 「絶望先生が「絶望した!」とネガティブな発言をして話が展開していきますが、そこに可符香がポンと違った切り口で出てきたり、神がかり的な電波系なことを言って雰囲気を変える印象がありますね。演じる時はただの不思議ちゃんにならないように気をつけてます。あと可符香は超ポジティブ思考なので負けないように頑張って明るく元気に演じてます」 ――完成したアニメを観た時の感想はいかがでしたか? 「ひとことで言うと「すごいな」と(笑)。まず実写の絵がポンポン入ってくるところに驚いて、更に毎回の凝った仕掛け、特に黒板ネタ。でもうちのテレビが小さいのでハッキリとは見えないんですけど(笑)。小ネタもたくさんあって一度みただけでは全部はわからないです。黒板を見ているうちに物語は進むし、物語に集中していると小ネタを見逃しちゃうし……。何度も見ないと全部は理解できないかも」 ――1話の中の情報量も半端じゃなく多いですよね。だからネット上でも放送後に「あのネタはこうだった」みたいなやり取りがされているようで。 「そうやって作品について皆さんが盛り上がってくださるのはうれしいです。この作品でコミュニケーションの輪が広がるのは素敵ですよね」 ――また原作のブラック名テイストをどこまで出せるのかなと思ったらアニメでもギリギリまでやっていてビックリしました。 「私、どこまでがセーフでどこまで行ったらダメなのかがもうわからなくなってしまって。今、私達出演者ができるのは監督やスタッフの方を信じるのみです(笑)。」 ――絵のクォリティの高さも見どころですよね。和風で懐古的な雰囲気が漂っていて、他の作品では見られないテイストです。 「そうですね。それに絵がきれいなのにカット数もすごく多くて、テンポ感もあって、「笑いはテンポだな」と実感しました。そんなすごい作品になったのはさすが久米田先生! さすが新房監督! さすがシャフトさん! です」 ――でも学園祭での『絶望先生』のイベントで野中さんは「シャフトさんの作品は難しい」と言ってましたが……。 「えっ!?……セリフをしゃべっていると違う絵が挟まってくるので「えっ!?あっ、私、しゃべってていいんだよね」とわからなくなることがあるんです。でも毎回素晴らしいものを作ってくださるので私達キャストも頑張らなきゃいけないと気合が入ります」 ――絶望先生の見事な絶望っぷり以外にも女の子のキャラ達も作品の魅力ですね。アニメでは絶望少女達として歌も何曲か出していて、イベントでも盛り上がって。 「歌も絶望先生らしいカラーが出ていてカッコイイですよね。昭和歌謡みたいな大人っぽい曲調になっていて、私はその雰囲気の邪魔にならないように気を付けています(笑)」 ――OP曲「人として軸がぶれている」の大槻ケンヂさんとのコラボレーション実現にはビックリしました。 「スタッフの方が頑張ったみたいですよ(笑)。おかげさまで反響もすごくて」 ――キャラソンアルバム『絶望歌謡大全集』が発売されましたが、どれもかなりトンガった曲ばかりで、イベント会場でお客さんに先行視聴してもらった時もあまりのインパクトに会場もざわついてました(笑)。 「可符香とカエレと先生の曲をその場で聴いてもらったんですよね。私は自分の曲がかかると「もういい! 早く止めて!」とあわてていましたけど(笑。『絶望歌謡大全集』に収録されているキャラソンはみんな個性的なんですけどしっかり絶望色になっていて。私達もアフレコ現場で「もう録った?」って盛り上がりました。自分以外の人の曲が気になっていたので発売が待ち遠しかったです。9人で歌った「デッド・ライン・ダンス、デス」のマ太郎がメチャクチャかわいくて。「かわいいってこういうことなんだな」と(笑)。「かげろう」は以前第二エンディングみたいな形で流れてて、詞の内容から言えば霧ちゃんやまといちゃんの曲っぽいなと思ってたんですけど、今回収録されてよかったです。可符香はアルバムの中で3曲歌っています。シークレットトラックもお聴き逃しなく」 ――また1月1日にはDVD『絶望少女撰集―序』がリリースされますがただの総集編ではなさそうで……。 「総集編というよりはまったく別の新作になっていると思います。音声も全部録り直しているし、シュール過ぎて放送では変えていたオチも原作通りにしていたり。編集版くらいでもいいところをここまでやるのは愛ゆえにですよね。スタッフさんの心意気に感動します」 ――一度演じた作品を改めて録り直すのはタイミングや間もわかるのでやりやすい? 「それがテンポを凝縮するためにまたテンポが早まっているのでむしろ難易度がより高くなりました(笑)。1話のノリでやったら「わっ! 早い」みたいな。でも緩急のメリハリが更についておもしろくなりました。テレビシリーズを観てくださった方はどこが変わったのか、間違い探しみたいに楽しんでください」 ――第一期のDVDも続々とリリースされていますが印象的な回を教えてください。 「やっぱり第1話ですね。「絶望先生、こんな声だったんだ!」という意味でもビックリしました。でも毎回ビックリしてましたね。別の作品で共演していた千里(井上麻里奈)ちゃんは「こうくるんだ!」とか、カエレ(小林ゆう)ちゃんの場合は「カエレはこうなまるんだね」とか」 ――出演声優のネタが原作やアニメで描かれることがありますね。 「原作を読んでいたら「アイドル声優のイタイCM」と書いてあって。その時期に本編の間に私のシングルのCMが流れていたので「これ、私のことかな?」と思って、先生に「あれは私ですか?」と聞いたら「いや~」と濁されました。私の被害妄想かもしれないけど(笑)」 ――でも原作とアニメがリンクするのがおもしろいですね。久米田先生やスタッフさんが皆さんの動向をしっかりチェックしているので油断できませんね。 「そうですね。黒板ネタとかになりそうで怖い(笑)。でもこういう形ってなかなかないしおもしろいです。かなりリアルタイムで反映されるので毎週見逃せないです」 ――アニメも好評につき、めでたく第二期が新春早々から始まります。 「キャストは一緒で、更に新キャラも出てくるのでよりパワーアップすると思います。第一期は各キャラ一人ひとりをクローズアップしてきた感じがするので、第二期ではもっとキャラ達が絡み合っておもしろくなるんじゃないでしょうか。私としてはもと可符香を掘り下げてみんなをビックリさせようと思っています。それと原作のエピソードでやっていないものもたくさんあって、私はペリーさんの開国ネタが好きなので「今回のシリーズでやらないかな」とひそかに期待してるんです(笑)」 ――皆さんへのメッセージをお願いします。 「まず絶望先生ファンの皆様、第二期をしっかりお届けするために全員風邪を引かないように注意しますのでみんなで万全な体調で放送を迎えましょう(笑)。あと私自身、頑張れば結果も出るはず!とポジティブにやっていくつもりなのでオンエア開始まであと少し待っててください。あとこの作品は見てくださる方と時代を共有できる部分があrので数年後にDVDなどで見ても楽しいと思うけど、ぜひリアルタイムで見てほしいです。せっかくこんなおもしろい作品が出ているのに見ないのはもったいないですよ! ぜひ見てください!!」 ========== 新しい情報としては、 ・大槻ケンヂさんとのコラボレーション実現には、「スタッフの方が頑張ったみたい」 ・キャラソンについては、藍さまたちもアフレコ現場で「もう録った?」って盛り上がった ・DVD『絶望少女撰集―序』(註:実際の題は違います)は、緩急のメリハリが更についている ・藍さまも他の声優さんの演技をしっかりチェックなさっている ・上に書いた久米田先生との絡み ・藍さまはペリーさんの開国ネタがお好き が見逃せません。 『PICK-UP VOICE』誌vol.5の野中藍さま特集の68頁には、野中藍さまへの6項目のQAが。これもこれまでの絶望先生関連の特集ではなかなか読めない回答が載っています。 ========== 1 最近「絶望した!」ことは? 今日の撮影に使ったブーツなんですけど、「これが欲しい!」と思っていろいろなお店を探しまわっても全然見つからなくて。どこのお店でも「予約をしないと手に入りません」と言われてしょんぼりしていたら、ある日、竹下通りにあるお店で偶然見つけたんです。すごくうれしかった反面、「あんなに探したのにこんなところになるなんて……」とプチ絶望しました(笑)。 2 絶望少女達の中で一番自分に近いと思うキャラは? う~ん……藤吉さんみたいに腐女子ではないし、千里ちゃんとは程遠いし……強いて挙げれば可符香かな。結構、ポジティブで楽天家なので。あと可符香みたいに発言で物議を醸し出すことがあるので注意したいです(笑)。 3 もし絶望先生に教えてもらうとしたらどんなことを教わりたいですか? 声優業界、アニメ業界の上手な渡り方(笑)。毎回、1個のテーマをバッサリ斬っているので、この業界を絶望的視点から教えてほしいです。 4 絶望少女達の中で一番、絶望先生とお似合いだなと思うのは誰ですか? えっ~! 難しいな~。1話で可符香と先生は「出会ってはいけない者同士が出会ってしまった」みたいな始まりをしているので私としては可符香かなあ……でも色恋はあんまりいらない気がします(笑)。 5 絶望先生に「絶望した! 野中藍に絶望した!」と言われるとしたらどんなことでしょうか? お酒をたくさん飲めるところじゃないですか(笑)。「大和撫子たるもの、ちょっぴりお酒に口をつけたら頬をぽっと赤らめるものです!」みたいな。 6 出演キャストの中で一番絶望していそうな人は? えっ~? なんて質問するんですか!? 声優業界は光輝いていて、みんなキラキラしているのでそんな人はいません!(笑) でもセリフ量が一番多い先生(神谷浩史さん)は大変そうだなと思います。 ========== 3番目、4番目と5番目の質問は、これまでの他誌の特集では見たことがなかったので参考になりました。
by herolynQ
| 2007-12-19 07:26
| 「さよなら絶望先生」アニメ関連
|
ファン申請 |
||