カテゴリ
はじめに プロフィール 「さよなら絶望先生」の感想 「さよなら絶望先生」のキャラ 「さよなら絶望先生」関連 「さよなら絶望先生」アニメ感想 「さよなら絶望先生」アニメ関連 さよなら絶望放送関連 久米田康治先生関連 SS 他漫画・雑誌の紹介 雑文 リンク くめ単 オンリー関連 その他 以前の記事
2011年 02月 2010年 10月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 02月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 01月 移転のお知らせ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 12月 15日
今日12月15日発売された、高橋留美子先生の漫画『うる星やつら 新装版』第27巻(小学館、定価410円)の巻末に久米田先生が登場しておられます。イラストは、どーんと見返りラムちゃんが萌えをアピールだっちゃ! (このイラストは、おそらく後日ケータイサイトでカラー版が公開されると思われます。) そして、コラム[My Lum]のほうもどーんと1ページ、力の入った文章を掲載しておられます。コラムの最後には絶望先生の色紙も載っています。下で詳しく紹介します。 ◎12月16日0050追記:残り全てをアップしました。 帯には、188頁に載っている久米田先生の巻末コラム[My Lum34]本文から、次の一文がピックアップされています。 ========== 中学生の俺も今の俺も大好きさ!と言える作品が「うる星やつら」だと思います。 ========== 帯裏に、次の記事が載っています。 ========== 『うる星やつら 新装版』大人気御礼2大キャンペーン!! その1 ケータイサイトにて、My Lum完全公開!! 著名人たちが描き下ろした1~24巻までのラムのイラストが、12/1よりケータイ専用ページ(http://comicsho.shogakukan.co.jp/cp/urusei/)に登場! コミックスではあモノクロでしか見られなかったイラストも、フルカラーで大公開!! (後略) ========== 今はまだのようですが、いずれくめたんの見返りラムちゃんもカラーで拝めることができると思われます。 そして、巻末188頁の文章は次の通りです。非常に力の入ったいい文になっています。 ========== 責任とってよラムちゃん 今回のラムちゃんを描かせてもらえるというお話をいただいた時、この上なく光栄な反面、これはまたボケにくい仕事が来てしまったなと悩んだものです(笑)。結果ボケずに全力で萌絵で挑むも結果はこの通りです。判断は読者に任せますが、まぁこの様です。 最初に『うる星やつら』に出会ったのは耳鼻科の帰りに立ち寄った本屋さんで小学館漫画賞受賞の帯が付いていたので、ならば面白いに違いないと(深い意味はありません)買ってみたのが最初でした。小心者の僕にとってビキニの美女が表紙のこの漫画は買うのにそれなりの勇気を要しましたが、それでも新刊が出るたび発売日に買っていたのを覚えています。いわば思春期の僕はラムちゃんに勇気をいただいたと言っても過言じゃありません。おかげで後に、遙かにえっちなあだち先生の『みゆき』も難なく買うことができました。勇気をありがとうラムちゃん。 また反対に少し恨みもあります。漫画家になってからは基本読切ギャグのこの作品がサンデーの金字塔に輝いているがために、同じ読切ギャグを要求される者としては随分苦しむ事になりました。勿論勝負なんて出来ませんから登る山を変えてどんどん変な道に迷い込み、結果裸族の村に辿り着き毎週御神体祭りを催してサンデー読者にも編集部にも嫌われ、村が孤立するという取り返しのつかない事態に陥ってしまいました。まぁ完全に逆恨みなんですけど責任とってよラムちゃん。 昨今のサンデーの作品を読んでみても「中学生の俺は大好きだ!」と言える作品はあれど、「今の俺も大好きだ!」という作品はなかなかありません。中学生の俺も今の俺も大好きさ! といえる作品それが『うる星やつら』だと思います。 多分「来世の俺も大好きさ!」 ========== 「登る山を」から「村が孤立」あたりは、久米田先生のサンデー時代に置かれた状況を比ゆ的に示しておられます。 「昨今の」あたり、単なるヒネリというよりは、もっと深いものを感じさせるところに、現在のサンデーの状況が透けて見えるのではないかと思われます。 最後に、当時の『うる星やつら』と『みゆき』の単行本の表紙の写真を探してきたのでアップしておきます。
by herolynQ
| 2007-12-15 16:22
| 久米田康治先生関連
|
ファン申請 |
||